愛人契約

私は学生時代、女優を目指して活動をしていました。
一応事務所に所属して、学業の合間にレッスンをしたりオーディションを受けるという忙しい日々を送っていたのですが、才能が無かったのかさっぱり芽が出ませんでした。
幼い頃から周りに「可愛い、将来は美人になる」「これだけ顔立ちが整っていたら女優にでもなれるんじゃないか」などと言われて育ってきたため、お恥ずかしい話ですがすっかりその気になってしまっていて、これだけ頑張っているのに報われることがない状況にひどく落ち込んでいました。
バラエティのひな壇に座る程度ではテレビ出演も数回しましたが、肝心のCMやドラマ、舞台、映画などの仕事はひとつもオファーがきません。

愛人契約の話を持ちかけられたのは、そんな何をやっても上手くいかない時でした。
レッスンにもオーディションにも費用がかかるため貧乏暮らしをしていた私は愛人契約に飛びつきました。
相手は以前バラエティ番組でお世話になったことのある大物のプロデューサーさんです。
愛人契約と言っても報酬は相場と比べて少ないけれど、いくらか私に仕事が回るようにできると言うことでした。
そんな大物プロデューサーがどうして私なんかと、と思いましたが、聞いたところによると彼はその方面では有名らしく、若い子が好きで、気に入った子を見つけると愛人契約をするのだそう。
私と愛人契約を結んだときも、すでに3人くらいは愛人がいたという情報もありました。
それでも少しでもチャンスが巡ってくるのなら、生活が楽になるのなら、それでいいと思っています。
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